飲酒、運動競技、騒音を発生する事が禁止となっている皇居東御苑。そのため、ここでは、割と静かに、お花見を楽しむことができます。歴史ある徳川将軍の居城で「江戸城本丸跡」の桜を楽しんでみませんか?
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、宮内庁より、事前に注意事項(お願い)が出ています。
宮内庁ホームページの「お知らせ」より
皇居東御苑の桜開花期間中のお願い
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、桜開花期間中の皇居東御苑では、次の点についてご協力をお願いいたします。
①飲酒(アルコール類の持ち込みを含む)禁止の徹底。
②芝地等にシート等を敷いて飲食を行うことはお控えいただき、ベンチのご使用は短時間でお願いいたします。
③園内混雑時には、入園を一時停止させていただきます。引用:宮内庁ホームページ(令和4年3月22日掲載)
https://www.kunaicho.go.jp/info/info-r040322.html
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[見頃時期]例年3月下旬から4月上旬
[入園料]無料
江戸城本丸跡の桜
オススメはここ!
皇居東御苑では、早咲きの桜から遅咲きの桜までを見ることができます。オススメ場所は、本丸跡(本丸地区)の桜の島、松の芝生/ケヤキの芝生です。
オススメ場所(桜)
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桜の島
皇居東御苑には約30品種の桜がありますが、「桜の島」では、その約半数の品種を見ることができます。但し、ここでは、座ってのお花見はできません。
松の芝生/ケヤキの芝生
本丸大芝生の北側が「松の芝生」、南側が「ケヤキの芝生」になります。とても綺麗に管理された大芝生の上に座って、ゆっくりとお花見を楽しむことができます。

各所に設置されている案内板
2022年開花状況
2022年3月31日
満開の「ソメイヨシノ」
本丸地区では、満開となった「ソメイヨシノ」が見られました。今年は桜の周りにロープが張られ、少し離れて見ることになりそうです。
桜の島(2022年3月31日撮影)
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2022年3月31日撮影)
2022年3月27日
東京で桜の満開発表
標本木である靖国神社の桜(ソメイヨシノ)が満開となりました。
皇居東御苑の桜
蕾の大きかった「ソメイヨシノ」は、あちこちで開花。今後も、さらに桜の色合いが増し、楽しめそうです。
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2022年3月27日撮影)
松の芝生「シダレザクラ」(2022年3月27日撮影)
2022年3月24日
全体的にはまだ桜の色合いは少ない状況
桜の島では「アマギヨシノ」が咲き誇っています。松の芝生/ケヤキの芝生の「ソメイヨシノ」にも、ピンク色の大きな蕾を付けたものが見られました。
桜の島「アマギヨシノ」(2022年3月24日撮影)
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2022年3月24日撮影)
2022年3月20日
東京で桜の開花発表
この日、標本木である靖国神社の桜(ソメイヨシノ)が開花。平年より4日早い開花となりました。
皇居東御苑の桜
桜の島では、蕾の先端がピンク色になっている「ソメイヨシノ」が見られ、もう直ぐ開花といった状況。松の芝生/ケヤキの芝生では「コシノヒガンザクラ」、「コヒガンザクラ」が開花中で、「ソメイヨシノ」には大きな蕾が沢山付いています。
桜の島「ソメイヨシノ」(2022年3月20日撮影)
松の芝生(2022年3月20日撮影)
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2022年3月20日撮影)
2022年3月16日
カンヒザクラが満開
桜の島では「アマギヨシノ」と「ウスゲオオシマ」の蕾が大きくなっています。松の芝生/ケヤキの芝生では、早咲きの「カンヒザクラ」が開花中で、「ソメイヨシノ」は蕾が膨らんで来ました。
ケヤキの芝生「カンヒザクラ」(2022年3月16日撮影)
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2022年3月16日撮影)
2022年3月10日
まだ早咲きの桜が注目
桜の島では、まだ蕾の桜が殆どですが、早咲きの「カワヅザクラ」、「ツバキカンザクラ」が注目となっています。松の芝生/ケヤキの芝生も、まだ桜の色合いは少なく、ソメイヨシノはまだ蕾の状況。
桜の島「ツバキカンザクラ」(2022年3月10日撮影)
松の芝生(2022年3月10日撮影)
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<過去>2020年開花状況
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2020年3月24日
ソメイヨシノが見頃
桜の島では「ソメイヨシノ」が見頃を迎えています。先週、注目された「アマギヨシノ」と「ウスゲオオシマ」は、随分と葉が目立つようになりました。
ケヤキの芝生では、開花の始まった「ソメイヨシノ」と、見頃の「ソメイヨシノ」が見られます。
桜の島 見頃の「ソメイヨシノ」(2020年3月24日撮影)
ケヤキの芝生 見頃の「ソメイヨシノ」(2020年3月24日撮影)
2020年3月18日
注目は桜の島のアマギヨシノ
桜の島には、徐々に桜の色合いが広がって来ています。先週、大きな蕾と数輪の花が開花していた「アマギヨシノ」が、例年通り、豪快に咲き誇っていました。「ウスゲオオシマ」や「コヒガンザクラ」も開花中。「ソメイヨシノ」には、数輪の花が開花。
ケヤキの芝生の「ソメイヨシノ」は、先週よりも蕾が大きく膨らんでいます。早咲きの「カンヒザクラ」は終盤を迎えていました。
桜の島「アマギヨシノ」
桜の島「ウスゲオオシマ」
2020年3月12日
早咲きのカンヒザクラが開花中
桜の島では、早咲きの「カワヅザクラ」が葉ザクラへ。例年、豪快に咲き誇る「アマギヨシノ」は大きな蕾と数輪の花が開花。
ケヤキの芝生では「カンヒザクラ」が開花中。「ソメイヨシノ」は、まだ硬く小さな蕾の状態。
桜の島「アマギヨシノ」(2020年3月12日撮影)
ケヤキの芝生「ソメイヨシノ」(2020年3月12日撮影)
皇居東御苑のお花見
お花見の特徴
皇居東御苑では、ソメイヨシノの見頃時期になると、大芝生の上で、お花見をする様子が見られます。ここでは、飲酒、騒音を発生すること、運動競技などが禁止です。そのため、割と静かに、ゆっくりと、お花見を楽しむことができます。大芝生にはゴミ一つなく、とても綺麗に管理されているのが皇居東御苑の特徴です。
松の芝生でのお花見の様子(2019年4月2日撮影)
ここを歩いてみて
皇居東御苑のお花見では、決して沢山の桜があるわけではありませんが、とても綺麗に管理されている芝生の上で、ゆっくりと座って楽しむことができます。また、例年、大混雑等なく、割と静かに、お花見を楽しむことができるのも、皇居東御苑の人気の要因です。
今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、宮内庁より、事前に注意事項(お願い)が出ています。
アクセス・公開情報
皇居東御苑/東京都千代田区千代田1-1
- 地下鉄各線「大手町」駅c13b出入口から徒歩3分(大手門まで)
※詳細は、皇居東御苑の「アクセス・公開情報」を参照願います
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