高さ15mの石垣の上に立ち、焼失した天守の代用として使われていた富士見櫓。そこからは、将軍が富士山や両国の花火、品川の海を眺めたといわれています。この櫓は、どの方角から見ても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれていました。
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富士見櫓とは
概要
富士見櫓は、現存する江戸城の櫓のうち唯一の三重櫓です。どの方角から見ても美しく、「八方正面の櫓」とも呼ばれていました。
引用:富士見櫓案内板
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富士見櫓
重要な防御施設
江戸城本丸の南隅に設けられた防御施設。各階の窓からは鉄砲や矢で攻撃することができ、隠れた防御施設の「狭間」と「石落とし」がありました。
- 狭間:1階の出窓の脇に設けられた小窓で、蓋を開けて、鉄砲や矢で攻撃
- 石落とし:1階の出窓の床に設けられた穴で、蓋を開けて、鉄砲や矢で攻撃
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八方正面の櫓
「皇居東御苑側」から見た富士見櫓
富士見櫓は高さ約16mで、旧江戸城の櫓で唯一の三重櫓。現在は耐震性などの問題があり、内部は非公開になっています。
皇居東御苑側から見た富士見櫓
「皇居側」から見た富士見櫓
皇居側からは、高さ15mの石垣の上に立つ、迫力ある富士見櫓を見ることができます。
皇居側から見た富士見櫓(皇居一般参観より)
富士見櫓は、皇居東御苑側から見るよりも、皇居側から見た方が格段に美しさと迫力があります。「皇居一般参観」に参加すれば、「皇居側からの富士見櫓」を見ることができます。皇居一般参観は、このサイトの中で紹介中です。
(皇居一般参観-当日受付で皇居内を歩いて参観)
(皇居一般参観-当日受付で皇居内を歩いて参観)
ここを歩いてみて
天守の代用とされた富士見櫓は、お城の雰囲気がかなり感じられる建物です。富士見櫓は、どの方角から見ても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれていました。「皇居一般参観」に参加すれば、高さ15mの石垣の上に立つ、富士見櫓の直ぐ横を通って、迫力ある美しい姿を見ることができます。
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