大嘗宮一般参観-皇居東御苑で18日間の一般公開

大嘗宮一般参観は令和元年11月21日から12月8日までの18日間実施され、78万人以上の参入者がありました。皇居東御苑内に設営された大嘗宮の建物は既に解体されています。

皇位継承に伴う重要儀式「大嘗祭」の舞台となった「大嘗宮」の一般公開が始まりました。日程は、11月21日(木)から12月8日(日)までの18日間。事前申請の必要はなく、参観料は無料。お見逃しのないように!

大嘗宮一般参観とは

大嘗宮について

大嘗宮は、天皇陛下がご即位の後、初めて新穀を皇祖・天神袛に供えられ、自らも召し上がり、国家・国民のためにその安寧と五穀豊穣などを感謝し祈念される大嘗宮の儀(悠紀殿内及び主基殿内で行われます。)のための施設です。
引用:皇居東御苑 大嘗宮案内板


完成イメージ図(出典:皇居東御苑 大嘗宮案内板)

日程

  • 実施期間:令和元年11月21日(木)から12月8日(日)までの18日間
  • 入場時間:午前9時から午後3時まで(皇居東御苑からの退去は午後4時まで)
  • 実施場所:皇居東御苑「本丸地区」

参観経路

参入門は「坂下門」。大嘗宮を参観してからは、大手門/平川門/北桔橋門より退出。

11月30日(土)から12月8日(日)までの9日間実施される「秋季皇居乾通り一般公開」では、坂下門を出発し、乾通り途中の「西桔橋」を渡ることで、「大嘗宮一般参観」の参観経路に合流することが可能。


参観経路(出典:宮内庁ホームページ)

大嘗宮は皇居東御苑内にありますが、皇居東御苑の通常の出入門(大手門/平川門/北桔橋門)から大嘗宮へ行くことはできませんのでご注意。

 

大嘗宮の参観

2019年11月21日の状況

大嘗祭の舞台となった「大嘗宮」の一般公開が始まりました。開門時にはかなりの来園者がありましたが、正午ごろには少し落ち着いた様子でした。参観は大嘗宮の中へ入ることはできず、周囲から観ることになります。


大嘗宮(2019年11月21日撮影)


大嘗宮(2019年11月21日撮影)

 

大嘗祭前の状況

2019年11月2日の状況

11月1日より本丸地区全体が立入制限となり、「大嘗宮」の様子を見ることはできません。


本丸地区への立入制限の様子(2019年11月2日撮影)

  

2019年10月30日の状況

本丸地区にある建設現場はフェンスに囲まれていますが、フェンス越しに「大嘗宮」建設の様子を少しだけ見ることができました。


大嘗宮建設の様子(2019年10月30日撮影)

 

アクセス情報

名称 大嘗宮一般参観
所在地 東京都千代田区千代田1-1
アクセス(坂下門) 地下鉄三田線「大手町」駅D2出口から徒歩約15分
地下鉄三田線「日比谷」駅B6出口から徒歩約10分
地下鉄有楽町線「桜田門」駅3番出口から徒歩約15分
  • 注意事項など詳細は「宮内庁ホームページ」で確認願います