[令和5年春季]皇居乾通り一般公開-旧江戸城の遺構を背景にした桜

令和5年春季皇居乾通り一般公開は終了しました。
期間中の来場者数は、180,490人でした。(参考:宮内庁HPより)

★★

2023年3月30日はこんな日でした!

雨や曇りの日が続いていましたが、この日は晴天に恵まれました。


乾通り(2023年3月30日撮影)


富士見多門付近(2023年3月30日撮影)


道灌濠(2023年3月30日撮影)


乾通り(2023年3月30日撮影)

★★

令和5年3月25日(土)から4月2日(日)までの9日間実施されます。事前申請の必要はなく、入場料は無料。通常は見ることのできない「旧江戸城の遺構」も見どころの一つです。



皇居乾通り一般公開とは

概要

皇居乾通り一般公開は、平成26年に上皇陛下の傘寿を記念して、初めて春季と秋季に実施したもので、大変好評であったことに鑑み、平成27年秋季から、毎年、春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施してきました。(後略)
引用:宮内庁ホームページ

★★

  • 日程
    3月25日(土)から4月2日(日)までの9日間
  • 入場時間
    午前9時から午後3時30分(退出は午後4時まで)
  • 入出門
    坂下門から参入し、乾門から退出
  • 事前申請
    必要なし
  • 入場料
    無料

★★

コース

乾通り(皇居内)

坂下門から参入し、乾門からの退出となります。約600mの並木道。(平坦な道/一方通行)


令和5年春季皇居乾通り一般公開コース(出典:宮内庁HP)

乾通り途中の「西桔橋」から皇居東御苑へ行くことはできません。坂下門から参入して、退出は乾門のみとなります。また、乾門、皇居東御苑から乾通りには入れません。

 

アクセス情報

「入場口」以外からは入れません!

坂下門へ行くには、入場口(下記案内図中央)から入ります。


皇居乾通り一般公開 案内図(出典:宮内庁HP)

最寄り駅から入場口へ

アクセス

  • 都営三田線「大手町」駅D2出口から徒歩9分
  • 千代田線「二重橋前」駅6番出口から徒歩9分
  • 都営三田線「日比谷」駅B6出口から徒歩5分
  • 有楽町線「桜田門」駅3番出口から徒歩9分

入場口から坂下門へ

入場口では、手指の消毒・検温を行います。その後、しばらく歩き、手荷物検査・セキュリティチェックを受けて、坂下門からの参入です。


入場口

入場は午前9時から午後3時30分まで(退出は午後4時まで)

最寄り駅の出口付近から混雑している場合があります。混雑している場合は、かなりの時間が掛かることがあるので、余裕を持った来訪がオススメです。

★★★

注意事項など

  • 余裕を持った来訪
  • 参入は坂下門のみで、退出は乾門のみです
  • 坂下門からの参入前に、手指消毒・検温・手荷物検査・セキュリティチェックが行われます
  • 乾通りは一方通行です
  • 注意事項など詳細は「宮内庁ホームページ」(令和5年春季皇居乾通り一般公開について)で確認願います
    https://www.kunaicho.go.jp/event/inui-r05haru.html



★★★

以下は、平成31年(2019)に実施された「春季皇居乾通り一般公開」です。この年は、3月30日(土)から4月7日(日)までの9日間実施され、参入者数は約38万人でした。

<過去>[平成31年春季]皇居乾通り一般公開

皇居前広場を通って坂下門へ

参入は、皇居前広場を通って、坂下門からになります。皇居前広場の砂利道を進むと、坂下門の手前に手荷物検査場所があります。前もって手荷物を少なくしておけばスムーズです。

皇居前広場

皇居内には仮設トイレが少ないので、皇居前広場の仮設トイレがオススメです。


皇居前広場の様子

坂下門

坂下門から先は皇居内になります。


坂下門から参入の様子

皇居内の乾通りを歩く

一般公開されるコースは、坂下門から乾門に至る約750mの平坦な道です。そこでは、31品種103本の様々な桜を見ることができます。また、ここでは桜だけでなく、通常は見ることのできない旧江戸城の遺構も見どころの一つです。

富士見櫓

坂下門をスタートすると、右手に高さ15mの石垣の上に設けられた「富士見櫓」が見えてきます。焼失した天守閣の代用として使われていた櫓です。


富士見櫓

乾通りの桜

乾通りの桜は「ソメイヨシノ」が中心です。旧江戸城の遺構を背景にした桜は絶景で、皇居ならではの景観を楽しむことができます。


乾通りの桜

富士見多門

乾通りを進むと、江戸城本丸の防御施設であった「富士見多門」が見えてきます。


富士見多門