皇居二重橋-皇居前広場と皇居内の二通りの楽しみ方

皇居二重橋には二通りの楽しみ方があります。「皇居前広場で楽しむ二重橋」と、「皇居内で楽しむ二重橋」です。同じ二重橋ですが、皇居の外と皇居の中では全く違った魅力を感じることになるでしょう。

◆ ◆ ◆

皇居二重橋とは

二重橋

皇居前広場から正門を経て宮殿へ至る濠に二つの橋が架かっており、手前の橋が「正門石橋」、奥の橋が「正門鉄橋」です。
「二重橋」は一般にこの二つの橋を総称して言われていますが、厳密には奥の橋を指します。(後略)
引用:国民公園 皇居外苑パンフレット(環境省皇居外苑管理事務所)


マップ二重橋周辺

散策のポイント

◆皇居の外(皇居前広場)では

  • 圧倒的な存在感の二重橋とその景観
  • 厳密には奥の橋が二重橋
  • 荘厳な佇まいの皇居正門

◆皇居の中では

  • 二重橋の上を実際に歩いてみる
  • 二重橋の上からの眺望

皇居前広場で楽しむ二重橋

二重橋の楽しみ方の一つ目が「皇居前広場で楽しむ二重橋」。これは通常、二重橋のある皇居内へは一般の立ち入りができないため、二重橋を皇居外にある皇居前広場から見て楽しむというものです。ここでは皇居前広場から、皇居の象徴といわれる二重橋をじっくりと見て楽しみましょう。


皇居前広場から見た二重橋

ここは皇居で最も美しい景観の一つといわれ、二重橋を背景に記念撮影をしている様子がよく見られます。二重橋の奥の建物は両袖に多門櫓を備えた「伏見櫓」です。この美しい櫓は、三代将軍徳川家光の時代に京都伏見城から移築されたと伝えられています。

正門石橋と皇居正門

皇居前広場から見て手前にある橋が「正門石橋」

石造りの二連アーチ構造の正門石橋は、二つのアーチが水面に映る姿から「眼鏡橋」とも呼ばれています。


皇居前広場から見て手前にある正門石橋

普段は閉じられている、荘厳な佇まいの「皇居正門」

一般の通行はできませんが、この正門石橋を渡ったところが皇居の玄関口となる「皇居正門」です。門前には皇宮護衛官の姿が見られます。


皇居前広場から見た皇居正門

正門鉄橋(二重橋)

皇居前広場から見て奥にある橋が「正門鉄橋」

厳密には、こちらの正門鉄橋が二重橋になります。江戸時代、この場所に二重構造の木橋が架けられたことが二重橋と呼ばれる由来です。現在の橋は二重構造ではありませんが、「二重橋」という通称はそのまま用いられています。


皇居前広場から見て奥にある正門鉄橋(厳密にはこちらが二重橋)

皇居前広場で二重橋を近くで見るには「二重橋濠」手前のエリア(下図中央の赤枠部分)がおすすめです。そのエリアでは皇居正門、そして奥の二重橋をしっかりと見ることができます。但し、通常、夕方頃になると立ち入り禁止となりますので遅くならないように!(開放時間は季節により変動)


中央の赤枠部分は朝9時から夕方頃まで開放

皇居内で楽しむ二重橋

二重橋の楽しみ方の二つ目が「皇居内で楽しむ二重橋」。これは「皇居一般参観」に参加し、皇居内に入って参観コースになっている二重橋(正門鉄橋)を歩いて楽しむというものです。ここでは、皇居内で実際に二重橋を歩きながら、そこからの感動的な眺望を存分に楽しみましょう。

参観コースの二重橋(正門鉄橋)

二重橋の上からの眺めに感動!

皇居一般参観の参観コースになっている二重橋の上からの眺めは、かなりの見応えがあります。皇居前広場の方向には「正門石橋」や、大手町・丸の内の大都会の景色が見渡せ、その反対側には美しい「伏見櫓」。皇居前広場では二重橋の後ろに小さく見えていた伏見櫓ですが、ここでは、直ぐそこに見ることができます。


二重橋の上から見た伏見櫓(皇居一般参観より)

皇居一般参観とは、皇居内の「宮殿東庭」や「二重橋」などを歩いて参観するもので、火曜~土曜の午前と午後の各1回実施されています。参観申込は事前申請の他に当日受付が可能で、参観料は無料。詳細は「宮内庁ホームページ」で確認できますが、このサイトの中でも紹介。(皇居一般参観-当日受付で皇居内を歩いて参観

  • 新年及び天皇誕生日に行われている「皇居一般参賀」とは異なります
  • 皇居一般参観は皇居内になりますので、参観前には宮内庁ホームページで注意事項等の確認が必要です

さらに、皇居前広場と皇居内(皇居一般参観)を同日に楽しむには

皇居一般参観を優先すればOK!

団体行動の皇居一般参観は午前と午後の各1回実施され、受付時間・参観時間・定員数等が決められています。そのため、皇居一般参観を優先し、空いた時間に皇居前広場の方を楽しむようにすれば、両方を同日に楽しむことが可能です。

徒歩約7分の距離

皇居一般参観の集合場所(解散場所)になっている「桔梗門前」と、皇居前広場の二重橋手前までは徒歩約7分の距離です。


桔梗門前⇔二重橋手前

ココを歩いてみて

皇居前広場で体感する二重橋

皇居前広場では二重橋を見るだけになりますが、二重橋を中心とした皇居を象徴する景観をじっくり楽しむことができます。実際に目の前の二重橋は写真などで見るのとは大違いです。想像以上に威厳と風格が伝わってきて、見ているだけで引き込まれそうな感覚になりました。

皇居内で体感する二重橋

団体行動となる皇居一般参観ですが、一般の立ち入りのできない皇居内で実際に二重橋を歩いて楽しむことができます。二重橋を歩いていると、そこがとても高い位置にあるのか、まるで空にかけられた橋の上を歩いているかのような感覚でした。二重橋の上からの眺望は特におすすめします。定番の皇居前広場だけでなく、皇居内でも楽しんで、二重橋の魅力をさらに楽しんでみては如何でしょうか?

アクセス・利用案内

①皇居前広場(皇居外苑二重橋手前)

◆アクセス

  • 所在地
    東京都千代田区外苑1
  • 交通
    地下鉄千代田線「二重橋前」駅2番出口から徒歩8分
    都営三田線「日比谷」駅B6出口から徒歩8分

    地下鉄有楽町線「桜田門」駅3番出口から徒歩5分

◆利用案内

  • 開園時間
    常時開放(ただし、国家行事等に伴う特別警護のため、利用が規制される場合があります)
    ※二重橋濠手前の一部エリアは夕方以降閉鎖
  • 休園日
    無休(ただし、国家行事等に伴う特別警護のため、利用が規制される場合があります)
  • 入園料
    無料
  • 問い合わせ
    環境省皇居外苑管理事務所(TEL:03-3213-0095)

②皇居一般参観(集合場所:桔梗門前)

◆アクセス

  • 所在地
    東京都千代田区千代田1-1
  • 交通
    地下鉄千代田線「二重橋前」駅6番出口から徒歩10分
    都営三田線「大手町」駅D2出口から徒歩10分

    JR「東京」駅(丸の内中央口)から徒歩15分

皇居一般参観への申込、注意事項、臨時休止、定員数などの詳細については「宮内庁ホームページ」でご確認願います。(https://www.kunaicho.go.jp/event/sankan/sankaninfo.html)
宮内庁管理部管理課参観係(TEL:03-5223-8071)