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常盤橋門跡-常磐橋の復旧工事

投稿日:2017/08/08 更新日:

東日本大震災により大きく変形し、落橋の危険が生じていたため、復旧工事を行っている「常磐橋」だが、工事期間が「平成30年12月28日」に延伸。「常盤橋門跡」のある常盤橋公園も、引き続き、資材仮置場などに利用され、立入りはできない。

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「常盤橋門と常磐橋」の概要と現在

概要

常盤橋門

かつて、江戸城の正門である大手門へ向かう外郭門として重要な役割を果たしていた常盤橋門。


明治4年の常盤橋門(出典:常盤橋門跡案内板)

常盤橋門は、江戸五口のひとつ奥州道の出口で、浅草口あるいは、追手口、あるいは大橋ともいわれ、江戸時代を通して江戸城の正門である大手門へ向かう外郭正門でありました。中世には江戸と浅草を結ぶ街道(奥州道)の要衝であったと考えられています。(中略)
引用:常盤橋門跡案内板

常磐橋

江戸時代には、常盤橋門の木橋が架けられていたが、明治10年(1877)に石橋に改架され、都内で現存する最も古い石橋だった。この石橋は、一部に小石川門の枡形石垣を転用して造られた石造アーチ橋になる。


石造アーチ橋の常磐橋(出典:工事のお知らせ看板)

(前略)その特徴は、大理石による八角形の親柱や唐草の意匠が施された鋳鉄の手摺柵など、同時期に築造された他の石橋にはみられない近代的石造橋の先駆けとなりました。伝統的な石造技術を基盤としつつ、西洋近代的な意匠を取り入れた、最初の折衷様式の石橋になります。(後略)
引用:工事のお知らせ看板

東日本大震災により大きく変形した「常磐橋」

東日本大震災により、アーチ輪石の変形や路面の陥没などがあり、落橋の危険が生じていた。


常磐橋アーチ輪石の変形(出典:工事のお知らせ看板)

 

現在

常磐橋の復旧工事

落橋の危険が生じていた常磐橋は、現在、復旧工事を行っている。常盤橋門跡のある常盤橋公園は、常磐橋の復旧工事の資材仮置場などに利用され、工事用フェンスに囲まれている。工事のお知らせ(看板)によると、工事期間は「平成30年12月28日」までになっている。


完成イメージ図(出典:工事のお知らせ看板)

本工事は、災害復旧工事として実施するものです。東日本大震災により大きく変形をおこした国指定史跡「常盤橋門跡」地内の「常磐橋」の復旧のための工事です。(後略)

工事件名:国指定史跡常盤橋門跡常磐橋復旧工事Ⅱ期(第504号)
工事期間:平成28年11月2日~平成30年12月28日
引用:工事のお知らせ看板

 

ひとこと!

工事期間が「平成30年12月28日」までに延伸した常磐橋の復旧工事だが、平成30年10月8日の時点で、「工事のお知らせ看板」に工事期間の再延伸はないようだった。
引き続き、常盤橋門跡・常磐橋は共に見学することはできない。周辺では大規模な再開発の工事が行われている。

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基本情報

名称 常盤橋門跡・常磐橋
所在地 東京都千代田区大手町2丁目7番地
アクセス 地下鉄半蔵門線「三越前」駅B1出口から約2分

※現在は工事中で見学はできません。

常盤橋門跡

 

 

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