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江戸城北の丸跡-北の丸公園として一般に公開

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江戸城北の丸跡は、旧江戸城の北側に位置し、清水濠・牛ヶ淵・千鳥ヶ淵に囲まれた一帯。江戸時代前期には、千姫や春日局がここで晩年を過ごしている。現在は、多くの文化施設を持つ「北の丸公園」として、一般に開放。

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「北の丸跡」の歴史と現在

歴史

北の丸跡の沿革

  • 江戸時代前期は武家地として利用され、徳川家親族らの屋敷が置かれたが、明暦の大火後は火除け地
  • 江戸時代中期以降は御三卿のうち、田安家、清水家の屋敷と蔵地に利用
  • 明治維新後は近衛師団が設置され多くの建物が建てられたが、戦後に撤去
  • 昭和44年(1969)には、昭和天皇の還暦を記念し、森林公園として開園

 

現在

一般に公開

戦後、皇居周辺の緑地として活用されることが決定し、森林公園として改修が進められ、昭和44年(1969年)、「北の丸公園」として開園し、一般に公開されている。
北の丸公園の出入口になっている「田安門」、「清水門」は、国の重要文化財(建造物)。

 

田安門

北の丸公園の出入口の一つで、常時出入りできる。田安門は国の重要文化財(建造物)に指定され、江戸城で最も古い門になる。

(前略)田安門は、北の丸北部に位置する枡形門であり、正面の高麗門と、その右手奥の櫓門からなる。門の創建年代は明らかではないが、現在の門は高麗門の扉釣金具に残る刻銘から寛永13年に建てられたものであると考えられている。(中略)
田安門は、江戸城の総構完成当時に遡る現存唯一の建物であり、高い価値を有している。
引用:旧江戸城田安門案内板

 

北の丸広場

公園の中央部には、広々とした芝生地が広がっている。その先には池と森があり、まさに都会のオアシス。ここでは、芝生に寝そべって本を読んだりしている人達を見かける。

中央部には明るい芝生地と池が配置され、その周辺にはモミジ、ケヤキ、コナラ、クヌギ等の落葉樹や花木があり、野鳥が好む「実のなる木」も多く植えられ、秋には美しい紅葉が見られます。
引用:皇居外苑パンフレット(環境省皇居外苑管理事務所)

 

ザ・フォレスト北の丸(北の丸休憩施設)

ソフトドリンクのほか、ハンバーガーやパスタなどのフードメニューもあり、気軽に利用することができる。

 

清水門

清水門も北の丸公園の出入口の一つで、国の重要文化財(建造物)に指定されている。清水門の名は、中世にあった清水寺に由来する。

 

清水門雁木坂

清水門の中にある石階段。江戸時代のままの雁木坂が残されている。傾斜の急な石階段は、高さと幅があって通りにくく、敵の侵入を防ぐ役目をしている。

 

ひとこと!

北の丸公園は都会のオアシス。ここには、とても静かな時間が流れている。この日、東京の気温は日中30度近くまで上昇したが、ここの日陰は涼しく、風が心地よかった。都会の真ん中で、歴史を感じながら、ゆっくり癒せる、お勧めスポット。

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基本情報

名称 江戸城北の丸跡 北の丸公園
所在地 東京都千代田区北の丸公園1-1
アクセス 田安門:地下鉄「九段下」駅2番出口徒歩約3分
清水門:地下鉄「九段下」駅4番出口徒歩約5分
開園時間 常時開園
休園日 無休
入園料 無料
東京都千代田区北の丸公園1-1

 

 

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