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東京都水道歴史館-徳川家康が家臣に命じた上水開設がはじまり

投稿日:2017/03/02 更新日:

館内には、発掘された江戸時代の上水井戸や木樋が展示され、屋外には、移築・復原された神田上水遺跡の一部を見ることができる。ここには、江戸上水誕生から、世界有数のレベルにまで成長した水道400年の歴史がある。

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「東京都水道歴史館」の概要と見どころ

概要

江戸時代から現代までの水道の歴史と、水道の技術・設備に関わる展示を行っている東京都水道局PR館のひとつ。江戸-東京の水道400年の歴史を「江戸上水コーナー」と「近現代コーナー」に分けて、実物大の模型や映像、そして、発掘された木樋などを用いて紹介している。

江戸上水コーナー

東京水道の起源である江戸上水について紹介。展示されている上水井戸や木樋は、江戸時代の上水の仕組みをリアルに伝えている。

近現代コーナー

世界有数のレベルに成長した東京水道の歴史を紹介。近代水道の幕開けと共に使われるようになった鋳鉄管の変遷や、日本最大級の水道管を見ることができる。


東京都水道歴史館

 

見どころ

江戸上水の誕生

徳川家康が家臣の大久保藤五郎に命じ、小石川上水を造らせたことが、江戸上水の始まり。

天正18年(1590)徳川家康の江戸入府に先立ち、城下に飲料水を供給するため家臣・大久保藤五郎に上水開設を命じた。藤五郎は小石川に水源を求め、目白台下の流れを利用し、神田方面へ通水させたと伝えられている。これが小石川上水の誕生であり、その後、随時拡張され神田上水となった。
引用:東京都水道歴史館案内板

 

丸の内三丁目遺跡の木樋

都庁舎移転に伴い、旧庁舎跡地から、江戸時代の大名屋敷の遺跡(東京都千代田区丸の内三丁目遺跡)が発見された。発掘調査により、そこからは、大規模な上水施設が見つかり、木樋(木製の水道管)などが発掘されている。


丸の内三丁目遺跡の木樋

玉川上水ものがたり

困難を極めた玉川上水の開削工事を指揮し、開通させた玉川兄弟の壮絶なドラマを、人形劇とアニメで紹介している。上演時間は約6分。


玉川上水ものがたりの上演

長屋の上水井戸

江戸時代の長屋の様子を再現。模型を使って、上水井戸の給水の仕組みを紹介している。

 

<屋外> 神田上水石樋

神田上水は、神田、日本橋方面の飲み水などに利用していた江戸時代から明治時代はじめの水道。これは、昭和60年代に発掘された神田上水遺跡の一部を移築・復原したもので、江戸時代の石造りの水道管になる。


神田上水石樋

ひとこと!

平日の午後に訪れると、社会科見学の小学生が30人程来ていた。展示物には、一部で、アニメ映像などが取り入れられている。大人でも江戸時代からの水道管の歴史が勉強でき、とても面白かった。雰囲気が良く、気軽に行ける歴史スポット。館内の順路は2階から1階へ。

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基本情報

名称 東京都水道歴史館
所在地 東京都文京区本郷二丁目7番1号 (03)5802-9040
アクセス JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅から徒歩約8分
JR中央線・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋」駅から徒歩約8分
東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩約8分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅から徒歩約8分
開館時間 午前9:30~午後5:00(入館は午後4:30まで)
休館日 毎月第4月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)/
年末年始
入館料 無料
東京都文京区本郷2丁目7番1号

 

 

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